何とiPhone12 64GBを回線契約なしの機種のみ(白ロム)が22,010円で買えました。
iPhone 12 64GBをアップルストアで購入すると86,800円を支払う必要があるのですが、量販店のキャンペーンを利用すると驚くような安さで手に入れる事ができます。
場合によっては1円で販売されている事ともあり、これを購入しない手はないと感じます。だたし1円で手に入れるにはMNPを利用した場合や、30歳以下の新規契約などの条件があります。
しかし大手キャリアの月額費用は高額で、場合によっては7千円程度の高額な料金プランに入らせられる事もあるのです。
高額な月額費用を払いたくない場合は回線契約なしの機種のみで購入する事もできるのです。
ただし、回線契約なしで購入する場合は困難が伴う事を先にお伝えします。
目次
回線契約なしで購入
回線契約なしで購入する場合、MNP、新規等の回線契約ありの金額より22,000円高く購入する事になります。
例えばMNP価格が10円のスマホを購入する場合は回線契約なしの場合は22,0010円で購入する事になります。
私の場合はiPhone 12 64GBのMNP価格が10円でしたので、これに22,000円をプラスして22,010円のプライシングでした。
この22,000円と言うのは総務省が設けたルールで回線契約あり、なしの価格差が22,000円以上開いてはいけないと言う事になっているものです。
では、普通に回線契約なしで22,000円の価格差でiPhoneが本当に買えるのかと言う疑問がわいてくると思いますが、この疑問の回答としては、前述している通り買えますが買うのは大変です。
回線契約なしの枠
ここは私の想像の話になります。
ある家電量販店の店員さんに在庫について質問をしたことがありました。
激安で販売されていたiPhoneの在庫がありますか?との質問に対して、答えは「あります」でした。
では回線契約なしで販売してもらえるのか?との質問に対して、答えは「そちらの在庫はありません」でした。
どうして回線契約なし機種のみの在庫がないのか?との質問に対しては、「枠があります」との回答。
枠はおそらく回線契約なしで購入可能の在庫数の事で、かなり数が少ないとされており、なぜ枠は少ないのかと言うと、回線契約なしの販売では販売店としては利益がないものだからと考えられています。
それはそうですね、アップルストアでは86,800円で売られているわけですから、6万円以上も安いですので、仕入値段を考えても数万円もの赤字が出ます。それに加え販売手続き中の人件費もあるわけですし。
回線契約なし機種のみでiPhone 12を購入するのは大変難しいです。
しかし、攻略法はありました。
人気量販店は無理
iPhone 12 128GBを購入しようとして、最初の週末は大失敗しました。
ヨドバシカメラの中でも大人気の大型店舗のヨドバシAkiba(秋葉原)に行ってしまいました。
土曜日なんてそうそう早く家電量販店に行ったことがない私としては開店時間前に到着するように頑張って行ったのですが、既に数百人もの行列ができており大混乱の状況でした。ヨドバシカメラの開店時間があそこまでものすごいものとは想像もしていませんでした。
その時点で購入できないと悟った私は、せめてどのくらいの在庫状況なのかを確認したのですが、キャリアの対応可能な店員さんは契約で大忙しで全く対応してもらえず、その辺の店員さんに聞いてみると「自分は行列の整理をしているだけの店員なので在庫の状況等に関しては全くわかりません」のような事を言われてしまいました。
その時点では回線契約なしでiPhone 12を購入する攻略法を思う付く事はありませんでした。
閑散とした量販店
ヨドバシアキバでなんの情報も得られなかった私は、仕方なくヨドバシカメラ上野に向かいました。
ヨドバシカメラ上野は比較的に小型の店舗で、特にスマホ、ゲーム、おもちゃが売っている小型店舗が存在します。私はそこに目を付け、その日は情報収集に徹しました。
当然ですが、その日は既に激安のiPhone 12は売り切れておりました。
わたしがした質問は「今朝は何人くらい並んでいましたか?」との質問に対して「本日は10人程度の方が並ばれておりました。」とのこと。
この回答を受けて「次週はヨドバシカメラ上野に開店前に来て購入する。」事を決意しました。10人程度しか並んでいないのであれば望有りですからね。
ヨドバシ上野で購入
結果、iPhone 12 64GBを購入できたのですが、当日のお話を書きましたのでご参照ください。
おそらく今週末もiPhone 12のセールをやるだろうと、土曜日の朝に白ロム激安iPhone 12を買おうと決行しました。
ヨドバシカメラ上野の開店時間が9時半ですので、それよりも早い時間の8時50分に並びました。先に並んでいる人数は10人程度で、ライバルは多くても10人となりました。
在庫が多くないと考えられますので、10人がスマホを購入しに来たんだとしたら厳しい戦いになると感じました。
開店時間の少し前になると、店員さんが何やら列の先頭から聞き取りをして、メモを渡したりしていました。
私の聞き取りの順番になったところでスマホの購入である事を伝えると、店員さんは「こちらはゲーム、プラモの列となっておりますので、別の列にお並びください」と言われ、スマホの列のかなり前に並ぶことができました。
当初列に並んだ時は、やはりライバルは早く並ぶんだなと焦っておりましたが、皆さんはプラモが目的だったとはさすがに秋葉原周辺の店舗ですね。
開店時間になったところで、先頭からゆっくりとスマホコーナーに進んでいきました。
当然、先頭の方から案内されていきますので在庫があるのかドキドキしましたが、私の案内の番になったところで「端末のみでiPhone 12 128GBの在庫がありますか?」と聞くと各キャリアの在庫とも無し。仕方がないので「ではiPhone 12の64GBはありますか?」と聞いたところ、ドコモのみ2台の在庫があると言う情報でした。色は白のみ!
店員さんの動き方からして端末のみ購入と切り出したのは私が最初のようで、例の枠の在庫数は2台だったと言う事が判明したことになります。おそらく。
比較的小規模な店舗で在庫が2台と思ったより少ないような気がします。大型店舗ではどうなのでしょうか。
前述しています通り、販売店は激安iPhoneを売りたくない気持ちはわかりますが…。
しかし、私は何とか在庫2台の内1台を確保できたわけで、頑張りました!当初目指していたiPhone 12 128GBをゲットする事はできませんでしたが、少なくても普通の大きさのiPhone 12をゲットできてガッツポーズ!ギリギリ有言実行できたわけです。
んが、ここからが大変でした。
ドコモの白ロム購入は大変
ソフトバンク、auで白ロムを購入するには特に面倒な事は無いようですが、ドコモの白ロムの購入は結構大変なんです。
何がと言うと、一旦ドコモに加入したことにして通常の回線契約時と同じ登録をおこない、2,3時間程度の時間を置いてからキャンセル処理をおこなう流れとなるのです。
しかも、9時35分頃に在庫を確保しているのに、受付時間が13時に設定されてしまいました。登録手続きをするのに30~40分かかり、さらにそこから2,3時間ですと17時くらいにiPhone 12を受け取る感じになってしまいますよね。
13時の契約手続きの時間までは待てるとして、そこから更に待つとは完全に1日作業と言う事になってしまいました。
13時よりも早く受付開始にできる可能性があるとの事で、連絡が取れる番号を教えて、受付番号が記載されている紙を受け取り、時間を潰すことになりました。
しかし2時間半程度待ったところで電話がありまして、12時半くらいに契約手続きを行いました。
ほとんど契約手続きと同等の手続きをおこない身分証明書の提示も求められました。ただ契約時に見せられる動画の視聴等は不要でした。2か所にサインを行い30分程度で契約手続きは終了しました。
次は時間を置いてから解約の手続きになります。ここから2,3時間と言われておりましたが店員さんより「現在FAXが混雑しているのでもう少しかかるかもしれません」と言われてしまいました。まさかのFAXですか。行政だけではないと。
17時より遅くなる可能性も出てきたので質問をしました。「例えば、本日ではなく明日以降に受け取る事はできますか?」に対して「本日中にお願いします。」と厳しいお言葉を受ける事に。
何をして過ごそうかと思いましたが、ここは上野ですので何でも買い物をする場所がありましたので、時間を潰すことができました!
だいたい2時間以内に連絡があり、無事に受け取る事が出来ました。暗くなる前に受け取る事が出来て良かった。
iPhone 12ゲット
私は既にiPhone 12 mini 128GBをソフトバンクにMNPをして当時としては激安だった32,000円でゲットしましたが、今回はiPhone 12 64GBを回線契約なしの機種のみ(白ロム)で22,000円でゲットできました。
iPhone 12 miniはコンパクトで電話機としてはとても良いものなのですが、今どきの情報端末としては小さすぎて使う機会が少なくなって、シャオミ Mi 11 Lite 5G(Android)がメイン機となってしまっていました。
iPhone 12をメイン機にするかどうかについてはこれから検討するとして、きちんと情報端末として利用できるiPhoneをゲットできて満足です。
偶然なのですが、iPhone 12 mini、iPhone 12共に同じ色のホワイトとなりましたが、飽きがこない良い色です。気に入りそうです。
総務省の販売ルールについて
現在のスマホの販売方法についてですが、今回のように22,000円高で白ロムのスマホ購入はできるようですが、白ロムの在庫は大変に少ない状況です。
総務省のルールで通信回線と端末の販売は分離をせよとの事でしたが、現在は白ロムの販売制限がとても厳しく、このような状況は総務省が怒っている様子で、今後はMNPの場合と白ロム販売の場合とで在庫は一元化されることが予想されています。
ですので、近いうちに激安のスマホ販売に終止符が打たれる可能性が出てきてしまいました。
安く端末を販売する方法として転売対策だと思われているレンタル形式が増える可能性もあります。
販売店が無理を抱えたまま1円など激安の端末を売っていたわけで、このチキンレースが終わるのが一番かなと思います。
他にも、キャリア販売スマホのバンドの問題も解決し、もっと自由に通信回線を選択できるようになると良いですね。
コメント
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